ノンケVSガチホモ大決戦2 「俎上の鯉は二度跳ねる/水城せとな/モバフラ フラワーコミックスα/小学館/2009年/BL/漫画/感想」

※BL注意報発令!!



 1年以上前に読んで(前作感想→ http://lainblog.seesaa.net/article/161356469.html )、直ぐ続編買わなきゃとか書いておいて、今更読んだ「俎上の鯉は二度跳ねる」

 今度も前作の「窮鼠はチーズの夢を見る」同様、泥沼な2人が肉欲と懺悔の日々を繰り返していました.....


 流され易いだけのノーマルな男だったはずの主人公は、どんどん押し掛け女房な美形ゲイを手玉に取れるほどの駆け引きを覚え、禁断の味に染まってゆきます。それでも自分がノンケだと信じている節がある主人公には最後までイライラしました....押し掛けゲイもいちいち面倒臭くてうざかったけど(白眼

 それにしても長〜い堂々巡りな♂×♂痴情のもつれでした。前作の倍近くもあるページ数の中で、デジャブを見せられているかのように、前進しない2人の精神構造がなんとも虚しい....しかし、その少々くどいほどの不毛さこそ、同性による恋愛のリアリティを感じさせてくれました。これくらいこじれるのが当たり前なんじゃないのかなぁ?
 

 水城さんのメンタル面の描き方が好きなので、ガチな本作も読めましたが、違う作家さんだったらキツかったかなぁwやっぱり本番まで行く理由がもっとリアルなシチュエーションじゃ無いと、どうにも違和感を感じる事が多いですからBLはw

 なので、ちゃんと女の子が好きな男としては、BL読み終わった後の気分は、普通に女子が裸になっている本を読んだ時より重いんですよw軽い描写なら面白可笑しく読めますけど、流石にガチ物は人間としての根本的なシステムを否定するお話ですからね....何度読んでもガチBLは難しいジャンルだなぁ....(´-`)


 ゲイに愛されてしまったノンケな男も、きっとこんな気持ちに悩み続けてゆく事だろう.....orz

IMG_0598_convert_20120131064552.jpg


 水城せとな公式HP http://www.page.sannet.ne.jp/setona/
posted by lain at 06:53北海道 ☔Comment(0)漫画

テニスってやっぱ凄いわ\(^o^)/

 今までに数え切れないほどの記録を作って来た元王者フェデラーを下し、決勝へ進んだラファエル・ナダル。

 相手はここのところナダルが決勝で負けてばかりの相手、現王者”ノバク・ジョコビッチ”。

 是が非でもナダルとしては勝ちたい相手だったに違いない。しかし...


 2011年に突然ブレイクしたような印象があるジョコビッチ。だけど記録を観る限りでは、2007年にフェデラーに勝った頃から充分に怖い存在だったんですね。色んな記事を見ていて今更ながら感心していますw


 あのフェデラーを何度も打ち砕いて来たナダル。そのナダルに今回競り勝ち、大きな大会ではナダルに勝ち続けているジョコビッチ。これはまた恐ろしい選手が出て来たものですw


 フェデラーとの試合を4時間以内で終らせたナダルに対し、ジョコビッチは5時間近くも準決勝でかけていました。
 
 そして今回の決勝が6時間近くかかったわけで、それを考えるとジョコビッチのスタミナと精神力は半端じゃありませんw

 対するナダルもムラのあるプレイ内容ではありましたが、ジョコビッチに気合いで食らい付き、本当に良い試合にしてくれたと思います。2人ともよくぞこんな長い試合を最後まで全力で打ち合ったものだ....


 でも気合いだけじゃジョコビッチの勢いには及ばなかったですね。終始安定し、正確なコースにラインギリギリの深いショットを放つ事が出来たジョコビッチに運の神様は最後に微笑みかけました。

 かなりの接戦になったものの、終ってみれば今現在の力の差がまざまざと見せ付けられた決勝だったのかもしれません。

 ナダルとフェデラーが好きな僕としては、そろそろジョコビッチ空気読めよ!と、思わなくも無いですが、この試合を観ていながらジョコビッチの力を否定する事なんて出来ないですよねw

 まだ成長の余地があるナダルと、若手に押されっぱなしのフェデラーには、是非意地を持ってジョコビッチに対抗して欲しい!

 

 今年がまた、ジョコビッチ一色になりませんように(-人-).。oO
 



 そして錦織圭の年になれー!\(^o^)/
posted by lain at 03:18北海道 ☔Comment(0)雑記

イクハラクニヒコ線に揺られて...ガタンゴトン「輪るピングドラム/幾原邦彦/Brain's Base/2011年/アニメ/感想」

※若干ネタバレあり。


 昨日やっと観終わってから、ずっとピングドラムとはなんだったのかを考えていた...



 自分達が望む望まないに関係無く始まる人生。

 自分の意思が届かない場所から始まった人生で、沢山の何かを得る者もいれば、何も得る事無く、初めての呼吸さえする前に消えてゆく者もいる。

 そんな人生を呪う者も少なくない。いや、むしろほとんどの人間が、呪いのごとく想いを抱いた事があるはずだ...

 「何故自分達がこんな目に遭うのか」と...


 ピングドラムの主役達もその例に漏れない不幸な者達だった。

 妹は不治の病。優しかった両親はテロリスト。

 その事実が彼等を追いつめ、贖罪を迫って来る...


 自分達が望んだわけでもないのに、僕らは何者かになっている。悪い冗談みたいだ人生は。
 
 でも、自分から望んだ命じゃなくても、誰かに一言自分を望む言葉を掛けてもらえたら、それだけで人は、予め定まっているかもしれない人生を生きてゆける。

 ピングドラムとは、まさにそう言う存在を暗喩したモノだったのでしょう...


 一方向に輪り続ける運命の歯車は、誰か一人の想いでは変えられないない。沢山の想いが交錯しあい求め合った時にやっと世界は変わる。人に、世界に絶望しそうな現代で、僕達がどう生きてゆくべきか、この作品は教えてくれているのかもしれませんね...


 
 ほぼ幾原氏独りの脳内暴走で産まれたピングドラム。楽しい事も、哀しい事も沢山ありました。残された多くの謎も気になる方も多い事でしょう。でもこれで良いんじゃないかな?それぞれの中にピングドラムが産まれる事こそ大事なのだから。

 「しびれるだろう?」の眞悧先生や、日記の力で世界を書き換える事が出来た桃果が、一体何者だったかなんて気にするのは野暮。幾原氏の受け手の感受性に働きかける、巧みな演出を素直に味わってなんぼですw


 これだけの作品を見せられた幾原ファンとしては、質は下げて欲しく無いけど、早い時期に次回作を創って欲しいと想ってしまいますね。なにしろ97年のウテナ以来の原案&監督作品でしたから。全然観足りないですよ監督ww

 
 まだまだ頭の中で纏まらず書き切れない想いはあるけれど、そろそろ僕らの生存戦略始めましょうか?( ☣_ゝ☣) 

 
IMG_0574.JPG
 

ピンドラ公式HP http://penguindrum.jp/
ピンドラ公式Twitter垢 https://twitter.com/#!/penguindrum
幾原氏公式WEB http://www.jrt.co.jp/yos/ikuniweb/index.htm
幾原氏のTwitter垢 https://twitter.com/#!/ikuni_noise
posted by lain at 07:00北海道 ☔Comment(0)アニメ