2011年の締めは、哀愁たっぷりのオヤジにキメた☆(ゝω・)vキャピ「レスラー/ミッキー・ローク(主演)/ダーレン・アロノフスキー(監督)/2008年/米国/映画

 今年最後の映画をこの映画にして良かった...





 試合後、覇気無く項垂れるレスラーの”ランディ”


 ギャラは手渡しでお小遣い程度。足りない生活費をスーパーのバイトで補う有様。そこまでしても、住まいのトレーラーハウスの家賃さえ払う事がままならない....



 彼の活躍を全米中が見守り歓声を上げていた時代が彼にはあった。古き良き時代80年代だ。


 沸き立つ観客に応える彼は、子供達のヒーロー。


 それは今も変わらない。疲れて眠る彼の周りには、まだまだ子供達の姿がw



 しかし、引退の時期を逃した彼は今、悲惨な状態にある...


 度重なる試合により全身はボロボロ。


 耳には補聴器を。強靭な肉体を維持する為には、大量の薬物を摂取しなくてはいけない....



 しかも家族を顧みなかった彼には、旬の過ぎたストリッパーしか心の拠り所が無い。一人娘とはほぼ絶縁状態。


 そんなどん底の彼は、激しいデスマッチの後、発作で倒れてしまう...






 監督が主演に選んだ途端、撮影予算が激減してしまう”ミッキーローク”と、賞味期限切れのどうしようもなくダメな男『ランディ・“ザ・ラム”・ロビンソン』が、あまりにも重なって見えて、とてもリアルな人間味を感じてしまった....


 ミッキーローク自身も、かなり自分と役を重ねていた事でしょうね。ハンパじゃ無い哀愁漂う演技は、ミッキーローク自身のドキュメントを見せられているかのように切なく哀しかった.....



 もしもこれが、当初予定されていた”ニコラス・ケイジ”が主演だったら、絶対にこの感動は成り立たなかったです。


 ボロボロ具合と言い、ダメダメ具合と言い、これほどピッタリな風貌をしたキャストは無かった事でしょう。”ダーレン・アロノフスキー”監督はやはり非凡ですなw



 きっと女性には、ランディの気持ちは分らないでしょう。好き勝手に生きて、周りの迷惑も顧みない男の生き様なんて、ただ迷惑なだけでしょうから...


 これは、男による、男の為の、男だけの映画wどうしようも無い男を、どうしようもない男がハグしてあげたくなる作品です♡




 命を掛けたラストマッチの美しさに乾杯....そして、愛しいミッキーロークに♡ ((8-(o'▽')o□☆□o('▽'o)-8))


posted by lain at 13:53北海道 ☔Comment(0)映画