ライト過ぎず、SF過ぎず。「天冥の標 メニー・メニー・シープ 上巻/小川一水/ハヤカワ文庫JA/早川書房/2009年/小説/感想」

 一週間前に病院へ行った時、読み始めたこの作品、非常に気に入りました。

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 出版元は”早川書房”ですから、バリバリのSFなんじゃないかと、皆さん敬遠するかもしれませんが、この作品は”ハヤカワ文庫”の中でも、日本人作家の著作で、ライトノベル寄りの作品ばかりのレーベル”ハヤカワ文庫JA”に分類される本ですから、非常に読み易いです。

 
 今より遥か未来の何処かにある植民星”メニー・メニー・シープ”で巻き起こる変革と、その裏に隠された謎に、様々な立場の人々が巻き込まれてゆくお話なのですが、その”謎”のチラつかせ方には、SFに五月蝿い読者も満足出来るディティールがあると思います。

 しっかりと描かれる植民星の社会背景や、そこに住まう様々な人々、先住生物やマシーン達の性格付けも読み手の意欲をそそる物ばかりですし、これほどのSF設定を持ちながらも、SFが苦手な人も入り込み易く書かれた文章表現が本当に上手いです。これくらいの敷居の高さでSFが広まれば、更に濃いSFを読む事が出来る読者が増えるでしょうね。知らなかったなぁ、ハヤカワ文庫がこんな棲み分けしてたのw


 おかげ様で、僕も魅力的な世界観の虜になり、登場人物達にも直ぐさま想い入れが強くなりました。全10巻で完結予定のところ、既に6巻まで刊行されているようなので、さっさと残りも買って読む事にします♪

 やぁ〜小説って、やっぱり良いものですねwそれもこれも、良い本をいつも教えてくれる”冬木”さんのおかげです♪→冬木さんのHP http://d.hatena.ne.jp/huyukiitoichi/


 小川一水さんのWEB http://issui.sakura.ne.jp/hp/index.htm
posted by lain at 21:52北海道 ☔Comment(0)小説

スカイリム、あぁスカイリムスカイリム....「The Elder Scrolls Ⅴ:Skyrim/Bethesda Softworks/2011年/PS3/XBOX360/ゲーム/感想」



 オブリビオンを積んだあの日から早や何年経過しただろうか....

 突然放り出された広大な大地に迷い、いつまでも続く山道に飽き、何をしても良いゲームだからこそ、何をして良いか分らないと言う日本人らしい情け無い有様で、オブリの世界から逃げ出したのだ.....


 多くのファンが待望していた”The Elder Scrolls”シリーズの最新作である今作”Skyrim(スカイリム)”は 、そんなダメ人間だった僕にとって、リベンジせずにいられないゲームだったのです!キリ






 とか書いとけば、なんかカッコイイよね(遠い眼

 ホントはただ、あまりに周りがやりたいやりたい言うから、思わずどれどれと気になって買ってしまっただけなんだよね(;´Д`)アハハ


 オブリの時は、序盤の迷宮の中は面白かったものの、そこから出てからが何をして良いか分らないし、徒歩移動が怠くて世界感に入り込む前に途中で止めてしまいました。

 しかし、スカイリムは誤訳等で分り難い部分もあるけれど、おおむね理解出来るストーリー展開から始まり、最初の街までは親切過ぎるほどのエスコート付きでゆけるので、今回は世界感に入って行き易かったです。

 ただ、やっぱりやれる事が多過ぎて、逆に面倒に感じてしまいます。武器や防具の加工を行うのも、様々な材料を集めて、幾つかの作業工程をこなさなければいけませんし、道中色んな物が拾えてしまうので、持ち物の整理をする手間等もかかります.....

 一つのクエストを進行中に違うクエストが乱入する事もしばしばですし、あれこれやり始めると、何を何処までこなしたか分らない状態に僕はなりました....

 
 とは言え、なんだかんだ言っても、かなりハマって来てはいるんですよw「ルナティックドーン」にハマっていた時の感覚に近いです。結局お使いばかりのゲームなんだけど、次から次へとクエストが舞い込んで来るから、止め時を失うんですよねww

 とりあえずメインのストーリーを一つずつ片付けてゆこうと心に誓うヘタレゲーマーでした(*´∀`)


 公式HP http://www.bethsoft.com/jpn/elderscrolls/skyrim/overview/
posted by lain at 20:39北海道 ☔Comment(0)ゲーム