大きな星が、また瞬いて消えた...「戦国魔神ゴーショーグン 時の異邦人」/首藤剛志(脚本)/1985年




 TV版のゴーショーグンは正直詳しく無い。”ドクーガ”って言う悪の秘密結社と、その野望を阻止するために戦っている”グッドサンダー部隊”のお話なのは知ってるけど...

 ありがちな話、スーロボでこの作品を知り興味を持って観たくなった。でもその時レンタル屋にあるのは普通の劇場版と、”時の異邦人”しかなく、TV版の一部分だけを再編集した普通の劇場版では、結局お話の内容が良く理解出来なかった。でも、その後観た”時の異邦人”の特殊さを理解するには必要だったかもしれない...

 なにせ、銃器以外ほぼメカが出てこない。元がロボットアニメで玩具を売るのが目的としてあるはずなのに、良く許可されましたよねw一応TV版のラストでゴーショーグンはいなくなっちゃうらしいので、続編として描くなら仕方無いんですけどね。
 
 ただ、その分脚本のほとんどを担当した”首藤剛志”さんの色を出すにはふさわしい作品になっています。事故で死の淵ににある”島田レミー”の見る幻。その中で葛藤し続ける様を描いているのですが、首藤さんの脚本は、なんか切ないんですよ...淋しさの中で、安心感を見つける。暗いトンネルを抜けるとそこには明るい世界が待っているような、希望を僕らに見せてくれた。仲間、家族、自分を取り巻く人や世界の大切さを僕らに教えてくれた。僕にとっては、授業を進めるのを忘れて、勉強に関係ない楽しい話を話してくれる教師みたいのものかなw
 

 でも、もう首藤さんはいない....


 ゴーショーグンと同じく、”湯山邦彦”監督と組んだ”魔法のプリンセスミンキーモモ”シリーズ。のちに新シリーズが作られるほど人気の作品になった。これも楽しいお話と切ないお話と、そのバランスが素晴らしかった。悲しみがあるから喜びの大切さが身に染みるんです。他にも”超くせになりそう” ”ポケットモンスター” 等々....首藤さんが書いたからこそ魅力を増した作品は山の様にある。その首藤さんがもういない....もう魔法のプリンセスは見れないかもなぁ.......

 
 鈴置さんも、塩沢さんも、長堀 芳夫さんも、もうこの世界には実在しない。でもきっと、時の異邦人達は何処かで今日も、その存在を誰かに見せつけてくれている事でしょう.....首藤さん、お疲れさまでした。そして、ありがとう。


「時の異邦人」by桑名晴子

 「真夜中のメリーゴーランド」by桑名晴子


 どちらも名曲♪大好き♡
posted by lain at 07:06北海道 ☀Comment(0)アニメ