大き過ぎる大陽は、小さな大陽の光を打ち消す!「ジブリ 創作のヒミツ/NHK」

 公開開始からもうすぐ一ヶ月が経つ「借りぐらしのアリエッティ」 その完成までの道のりは、僕らが思う以上に険しかったようです...



 皆さんご存知のように、ジブリの人気作のほとんどが”宮崎駿”監督によるものです。今はまだ元気な監督ですが、今年で69歳を迎え、初老と言っても良い年齢。激務であるアニメーション制作は体力的に難しくなるでしょうし、何より、ご自身が言っていましたが、「自分がね、中学生の時にこれを見たらどう思うかってね、そういうの、もう想像できないんだよね」心の老化が一番辛いのでしょう...


 では誰が後継者にふさわしいのか?少し前にDNAの繋がりで監督を任せた作品がありましたが...まあ、上手くいったとは言い難い出来でしたねw 結局、”血のつながり”=”才能の継承”とはいかないようです。 それで今回は、自分に近い才能に託したのでしょう。



 ここ最近の宮崎作品の重要なシーンを任されてきたアニメーター”米林 宏昌”さん。彼は作画監督として仕事をした事もほとんどなく、演出だってやった事が無い状態だったが、監督に抜擢されました。 元々自身が有能なアニメーターである宮崎監督、そうなると監督として認める事が出来る人間は、やはりアニメーターの中から、”気心”というか、”絵心”の知れた人の中から演出の出来る人を見つけたかったようです。ただ、絵を描けるからといって、演出が出来るかどうかはやらせてみなければわからない... 

 宮崎氏は以前「耳をすませば」で監督を任せた近藤喜文との、作品作りに関してぶつかりあってしまった事を今だにひきずっているらしく、作品作りに口を出し、近藤さんを追い込んだ結果のせいで、近藤さんは亡くなってしまったと、負い目を感じてらっしゃるように見えました....



 僕は忘れていたのか、まったく知らなかったのか、”近藤 喜文”さんが亡くなられていた事に驚きました!?それで最近のジブリ作品の作画の色が違ったんですねぇ...今更ですがご冥福を御祈りします........



 そんな苦い思いから宮崎氏は、今度は自分の大事な脚本を任せ演出や作画にいっさい口を挟まず、信じる事に徹した。その氏の想いを肌で感じながら造り上げた米林監新督。

 で、完成した映画の出来はいかに? それは、完成披露試写会の時に、涙をこぼした宮崎氏の表情をみれば一目瞭然ですねww 




 この番組は普通に作品を観てるだけでは知り得ない制作の裏側を、そして新たにジブリアニメを引っぱっていく監督が誕生した瞬間を映した良いドキュメントに仕上がっていましたね!

 某局の番宣用の特番とは比べ物にならない完成度でした♪これもすべて、命を削り本気でアニメ創りに打ち込む彼等の姿勢が、番組の制作側に伝わったからなのでしょうね....めっちゃアリエッティ観たくなったよ♪(*´ω`*)




 借りぐらしのアリエッティ公式ページ http://www.karigurashi.jp/index.html
posted by lain at 03:03北海道 ☀Comment(0)てれび