日本人に馴染み深いモータースポーツと言えば、F1だと思います。しかし、世界で人気なのはなにもF1だけではありません!サーキットでは味わえない、危険な魅力が詰まったWRCこそ4輪の王様だと思うのですが、知ってますWRC?
ラリーはF1などのサーキットレースと違って、一部のエリア以外は他車と並んで走る事はまずありません。マシン同士が接近しあって競うレースに慣れている方には、「何それつまんない!」で終わる可能性もあるでしょう...しかし!一台ずつ走るからこそ、コース幅ギリギリの極限走行が可能なのです。
ラリーで使われるコースは、普段普通の一般道である事がほとんどなので、道幅も狭く、細かいコーナーやジャンプスポットなど、ここを攻めるなんてバカかと思えるコースばかりww
そんな危険なコースを、極限まで攻めるためにも必要な要素として、”コ・ドライバー”と呼ばれるナビゲーターの存在も欠かせません! 次に通るコースの状況を、”ペースノート”と言う事前にコースを調べた内容を記したメモをたよりに、ドライバーへと伝え、ドライバーはその情報によってコーナーへの侵入スピードやコース取りを決めて走るので、コ・ドライバーとの信頼関係が無ければ、彼等は実力を発揮する事は出来無いのです Σd(>ω<`)
いくらナビがいるとは言え、時に断崖絶壁のようなコースで、マシンコントロールを失ったら真っ逆さまな場所でレースをしたり、氷ついた路面を神業なハンドリングで信じられないハイスピードで駆け抜けたり、どんな条件下でもフラットアウトが当たり前に走るドライバー達には本当に驚かされます。 彼等の運転するマシンの車載カメラが映す映像だけでも、恐怖する事間違いないですよ (||゚Д゚)ヒィィィ!
しかもほとんどのコースで、走行中マシンに近い場所での観戦が可能なため、生で観る事が出来たら、テレビ放送の比では無い迫力でしょう確実に!!死ぬまでには絶対観に行きたいよこれは(☆∀☆)
ただWRCも、最近の不況の影響で日本の車会社が撤退したため、ほぼ2社の戦いになっています。フィンランドのエース”ミッコ・ヒルボネン”を擁す、”BPフォード・アブダビチーム” VS 常勝の王者”セバスチャン・ローブ”率いる”シトロエン・トタルチーム”との、真っ向勝負に近いですね....
それでもオフロードは何が起こるか分からない!道ばたの雑木や石、迷い込んで来た一般車両、道路を横切る野生の動物達がいたりと、自然との戦いでもあるんですね~(´~`)
今年は、去年王者ローブと競り合ったヒルボネンの調子が今ひとつなので、盛り上がりに欠けるかと思いましたが、今年は同じセバスチャンでも、”セバスチャン・オジェ”の走りが半端じゃない!!若い選手とは思えない落ち着きのレース運びは勿論、タイヤやマシンへの負担を上手くコントロール出来る才能を持ち合わせる彼は、間違いなく未来のチャンピオン候補です。
彼はローブと同じくシトロエンチームなので、不本意なチームオーダーに泣かされる事も少なくないですが、思い切りが良く、安定した良いドライビングで、とうとう第6戦ラリーポルトガルで初優勝を果たしました。 その活躍が認められ、ジュニアチームからトップチームに期間限定ではありますが昇格!!史上2番目に早い初優勝を成し遂げた、彼の躍進にますます期待が高まります♪┣¨キ(*゚д゚*)┣¨キ
さあ、僕のつたない文面では、WRCの魅力の半分も伝わらないでしょうが、だまされたと思って観てみて下さい。”見たい”より”乗りたい”と心揺らされる、WRC世界ラリー選手権は、スカパーや各種ケーブルテレビの”J sports ESPN”(http://www.jsports.co.jp/)と言うチャンネルで視聴可能なので是非どうぞ~♪ さあ次は誰がぶっ飛んでくれるんだろう~めっちゃ待ち遠しいぃよぉ~(*´∀)ノ;・.*‐+*・.,;/