
僕には遠く昔の感情。でも、今この瞬間にも、こんな感情を胸に秘めて、苦しい日々を送る人がいるに違いない....
思春期の悪戯なのか、ただのあこがれなのか、男女問わず同性への想いを持つ方は少なく無いと思います。何故好きなのか?何故同性なのか?自問し性別の壁に悩みながら、自らの感情の真意を計り兼ね、一歩も前に進めず別れを迎える...好きだから、嫌われたくないから、この想いは伝えられない!そんな不器用で、幼く、真っ直ぐな感情はとても綺麗だと思うのです。
だからさ、なんかもう百合でもBLでもオジさんどうでも良いのよねw ただただ、好きだから遠ざけようとしたり、好きな子に恋愛相談されて落ち込んだり、好きなくせに微妙な距離感大事にしたり、そんな甘酸っぱく、不器用で、見てられないほど眩しい感情が大好きなだけ~♪羨ましくて嫉妬さえ覚えます。
この本は百合といっても、一歩手前ぐらいのさじ加減なので、なおの事そんな甘酸っぱさに溢れています。濡れ場が無いと嫌な人には向かないでしょうねw個人的には、お祭り前夜な内容なので、丁度良いと思います。
アンソロジー買ったの久しぶりだったので、楽しめました♪是非、次号もピュアな路線で創って貰いたいものです。