寝落ちが怖くてゲームが出来るかっ「Paladins」Hi-Rez Studios/PC/Nintendo Switch/Xbox One/PS4/感想

子供の頃は、もっぱらターン制SLGを中心に遊んでいた気がする。

ファイアーエムブレム外伝や第2次スーパーロボット大戦やシャイニングフォースは呆れるほど遊び倒した。

高校生になるとPCのSLGにも手を染め、”ウイニングポスト”や”シヴィライゼーション”のような鉄板タイトルだけでなく、育成SLGにもどっぷり浸かった。王道の”卒業”や”プリンセスメーカー2”を遊んだかと思えば、色物の”レッスルエンジェルス2”や”SEEK”のようなドロドロのアダルト物も死にほどやった。もうここまで来ると純粋なSLGではなく、ADV要素が強いゲームなわけだが、あの時代はADVゲームも本当に面白く、今でもADV物にハマっている人は、あの時代に青春を置いて来た人で間違いないと思う。

しかし、今じゃその手のゲームは一切やっていない。普段やってる艦これやアズレンはSLGではないのか?FGOはADVでは?と言われるかもしれないが、艦これやアズレンはMAPを戦略的に攻める必要性がほとんどないし、そもそも艦これは敵がMAP上を動きもしない。FGOのADV要素は、メインライターが書くと物凄く面白いが、選択肢によってその先の展開が変わることはないから、ADV本来の面白さとは無縁だ。スマホやタブレット向けの無料ゲームは、本来大事にすべき点を簡略化して、どうすれば続けてプレイして貰えるか苦心ばかりなせいか、どんなジャンルでも同じような遊び心地に感じてしまう。



いつも通り、大幅に脱線してしまったけれど、要するにそれくらい楽しんでいたはずのジャンルが、今じゃ怠いばかりでやる気にならないということだ。最後にクリアしたSLGはなんだったろう?ADVはシュタゲくらいしか思いつかない。

疲れた身体を家に持ち帰り、夕飯を食べたらさっそく眠気が誘う。それでもなんとかゲームをしたいとプレイしだすも、SLGやRPGだとシステムや世界観を把握しようとすればするほど眠くなるし、ADVなど読んでいるうちに朝になっている。


「面倒臭い」

何度その言葉でゲームを積んだかしれない。こうなって来ると唯一残されたジャンルはマルチ対戦ゲームしかなかった。





今は艦これアズレンFGOを片手間にやりつつWarframeをこなしてオーバーウォッチに流れこみ、このParadinsを締めに遊んでいる。ジャンルは近年日本でも人気が高まっているジャンルMOBAで、一般的にはオーバーウォッチとキャラが似通っていることで話題になったゲームだ(どちらがパクっているのかは分からない)

守備的なキャラから超攻撃的なキャラまで操り、多彩なアビリティを駆使して拠点を奪い合ったりペイロードを押していくゲームで、これまたオーバーウォッチを知っていたらパクリじゃねーかと言いたくなるかもしれないが、これが遊び心地はまるで違う。MOBAというジャンルに精通していないため、何がどう違うのか上手く説明出来ないけれど、iPhoneとAndroidくらい違うとは言えるだろう。快適で安定したプレイ環境を整えているからこそ、時に窮屈なオーバーウォッチに対し、洗練されているとは言い難いが、その荒削りさ故に自由で自分のスタイルを開拓する余地を感じるParadins。大味である分、キャラの動きがぎこちなくなったり、相手の攻撃のエフェクトがちゃんと表示されない場面もチラホラ見かけ、“なんでヤラレたか分からない”のも日常茶飯事ではあるが、中毒性はかなり高い。各ヒーラーキャラが、攻めにおいてもかなり使えるのも好印象だ。



開始早々強制的に馬で移動する仕様であるとか、仲間と簡単なキーワードでコミュニケーションを取る場合に格闘ゲームのコマンド(十字キー右→A→B等)みたいな入力が必要だったりするのも微妙ではあるし、OWほどルートボックスは手に入らず、イベント限定のスキンなどは有料のクリスタル(ログインボーナス等でほんの少し手に入る)を使って特定のコンテンツを買った上でないとイベントボーナスと交換出来ないなど、問題点は少なくないので、好き嫌いは分かれるかもしれない。でも、OWに疲れたり、行き詰まった時に遊ぶのにはもってこいのタイトルだと思う。

Nintendo SwitchとXboxはクロスプレイに対応し、Xbox版以外は日本語で遊べるうえ無料。ストレージの容量に不安が無いなら遊ばない手はないだろう。



ちなみに持ちキャラはSERIS

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おっぱい好きですまんo┐ペコリ 







公式サイト https://www.paladins.com


Nintendo Switch版(先行版のため無料ではない) https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000010237




30年程度じゃ色褪せない個性が此処にはある「AKIRA」大友克洋(原作・監督)/なかむらたかし(作画監督)/感想

丸々1ヶ月間、サッカーを楽しませてくれたロシアワールカップも、フランスの優勝で幕を下ろした。

正直言って、フルで見たのは日本戦を除くと、ほんの数試合でしかないないけれど、ダイジェストでもしっかり迫力が伝わって来て本当に楽しかった。いつか日本代表があの決勝の舞台に立ち、頂点の座を手にする光景が見たいものである。



次なるスポーツの大きな祭典は、勿論東京五輪だろう。それほど国民に望まれての開催で無い上、費用負担の問題でゴタゴタしたり、建設現場での労働環境の悪化など、マイナスな話しか聞こえて来ないが、やるからには盛り上げて欲しいし、選手たちが気持ちよく競技に専念出来るよう計らって貰いたいものだ。

話は変わる(戻る)けれど、その来年催される東京五輪が2020年に開催されることを30年以上前にAKIRAは予言していた。








若い世代はAKIRAなど知らない人が多いと聞くので、一応どんな話かざっくり説明すると、1988年7月、大規模破壊兵器により関東が壊滅し、第三次世界大戦が勃発。その31年後、翌年に東京オリンピックを控えたネオ東京の夜をバイクで疾走する若者たちの前に、奇妙な子供と軍が現れ、負傷した仲間を連れ去ってしまう。彼らは反政府ゲリラと共に仲間を助けに向かうのだが、特別なチカラに目覚め飲まれてしまった仲間に拒絶され、自体は収集の付かない事態へと悪化していく......という超能力話。

40歳前後の世代にとって、AKIRAは本当に衝撃的な作品だった。原作から入っても劇場版から入ってもそれは変わらなかったろう。僕はアニメ版から入ったくちで、とにかく情報量の多い細やかな美術と音楽、そしてリアルな重量等の描写と肉肉しいグロさに度肝を抜かれた。能力開発をされ過ぎた子供たちがまるで老人のような姿であるとか、彼らが能力で作り出したぬいぐるみのお化けや、軍に拉致された少年(鉄雄)が暴走していく様などトラウマでしかないが、その素晴らしい仕事の数々のせいで、絶対に忘れたくないトラウマであるのも間違いないから困りもの。

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このレベルの美術を全編に求められたそうだ.....
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主人公たちは戦後の影響をモロに受けて落ちこぼれた少年達で、クズでしかないものの、彼らには彼らの絆や筋の通し方があったし、根はいい奴らだから嫌いになれない。鉄雄の自分に対するコンプレックスを受け止める金田も最高で、彼が乗るバイクには、鉄雄でなくとも憧れた。AKIRAでの共演が無かったら、「ここはグリーン・ウッド」で岩田光央と佐々木望が共演することも無かったんだろうなぁ....

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なんにせよ、AKIRAが手描きアニメの到達点であるのは紛れもない事実だ。

当時でも破格の制作費(10億円)をかけ、日本中から腕利きのクリエーター(なかむらたかし、森本晃司、山城祥二etc...)を集め、公開時に間に合わなかったものは、ビデオ版でガッツリ修正まで加えた。3DCGでは無理であろう味わいも含め、AKIRAには絶対の個性がある。

年寄りの思い出補正に過ぎないと一蹴せず、ほんの少しでも良いから見てみて貰いたいものだ。




今日は劇場公開から30年、来年にはAKIRAの世界に我々は追いつく。

キナ臭いところばかり追いついている気がしなくもないが、AKIRAの世界のように、どんなことが起きても最後には希望が残る世界にして行ければ良いなと思う。

そして50周年100周年も語り草となっていたら最高だろう。














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大人・子供なんてこんなもんさ「ヒナまつり」及川啓(監督/大武政夫(原作)/feel.(制作)/感想

少子化が叫ばれるようになって久しく経つけれど、僕らは一向に解決策が見つけられない。

金がない、時間がない、愛がない、と、それらしい理由を口にし、結婚もしなければ子も成さない僕のような人間が少子化云々を語るのも烏滸がましい話だが、正直な気持ちとして自分が幸せと感じない社会に子供を送り出すのは無責任だと思う。”生まれてきて良かった”と思わせてあげられるだけの自信や覚悟が無いまま、自分と同じような悩みを抱えることになるであろう人間を増やす事に、なんの意味があるというのか?子を成すための”あの”行為が快楽に結び付いていることへの嫌悪も相俟って、よほどの出逢いが無ければ僕は結婚も子供も手にしないだろう。

でも、本作の子供達を見ていたら、そんな気持ちもあっさりグラつきだすから笑えてしまう。





見るからにチャラいヤクザの家へ、謎の物体に包まれたエスパー少女が現れ、行き掛かり上親子として同居を始めるという話なのだが、このエスパー少女の世間知らずな暴走に皆が振り回されるのが滑稽で非常に笑えた(空気を読まないという空気の読みかたが秀逸)。しかも意外に本質を捉えているのがなんとも言えず、小学生をバーテンダーとして覚醒させるとか、ホームレスにするなどして現実の社会じゃ絶対出来ない体当たりなお仕事体験を強いることで浮き彫りになったものが一つや二つじゃ無かったように思う。

子供達に苦労をさせ、ちゃらんぽらんに大人を描いていることで、少なからず目くじら立てる人もいるに違いないが、大人だからって大人ではないという事実と、大人も子供も互いに教わることが多いというのを、ちゃんとやっているから、決して子供を食い物にしているだけではないだろう。

ただ少女達はターミネーターのように全裸で未来からやってくるので、かなり放送上危険(海外放送大丈夫なの?)ではあった。自然と自分の子供かのように愛おしくなってしまう構造になっているため、下半身で彼女らを見るようなことは”ほぼ”無かった(マオちゃんは女性として見てましたo┐ペコリ )けれど、同世代(小学生)には僕にとっての“しずかちゃん”的なアレになってしまうのかもしれない....








作者の性癖と照れ隠しが絶妙にシェイキングされた良いカクテルだった。まだまだ味わい足りない。

本作のように肩肘張らず大人と子供が補い合う社会であれば、少しは生きるのがマシになりそうな気がした。

誰が得をするのかわからない政策にお金を払う暇があったら、ヒナまつりのような作品にお金を投入した方が少子化に効果的ですらあるかもしれない。

にしても、大人の苦労を知った良い子に癒されつつも、手が掛かって仕方ない子を望んでしまうヤクザの男の気持ちが痛いほど分かるアニメだった.........



三嶋さんもお疲れ様......
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posted by lain at 06:52北海道 ☔アニメ